2019年7月30日 (仮訳)パキスタンのマツ林におけるアセタケ属菌の新産種 Saba, M., Ahmad, I. & Khalid, AN. 2015. New reports of Inocybe from pine forests in Pakistan. Mycotaxon. Available at: https://www.ingentaconnect.com/contentone/mtax/mt/2015/00000130/00000003/art00012 [Accessed July 30, 2019] 【R3-06447】2019/7/30投稿 【お読みください】 大菌輪のコンテンツ「論文3行まとめ」は、あくまで論文の検索の補助として提供されている情報です。作成者は専門家ではなく、翻訳や内容の解釈が誤っている場合がありうるので、正確な情報は必ず元の論文で確認してください。また、このページのリンクは必ずしも有効ではありません(大菌輪未掲載の種や、MycoBank/Species fungorum未登録の種がありうるため)。 3行まとめ パキスタン、カイバル・パクトゥンクワ州のマツ林からInocybe amictaおよびI. mimicaをアジア新産種として報告した。 両種ともPinus wallichianaの樹下に見出され、この種は初の宿主記録となった。 本報告によりパキスタン産アセタケ属菌の種数は26に増加した。 (アジア、パキスタン新産種) Inocybe amicta Kokkonen & Vauras 【よく似た種との区別】 Inocybe silvae-herbaceae ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 本種と異なり柄が淡褐色に変色ししばしば赤色を帯びる 本種と異なり柄シスチジアが多形である ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される (アジア、パキスタン新産種) Inocybe mimica Massee 【よく似た種との区別】 Inocybe arenicola 石灰質土壌に選好性を示す 担子胞子が比較的大型 ITS領域に基づく分子系統解析で近縁 ITS領域に基づく分子系統解析で明瞭に区別される